diff --git a/doc/doc.php b/doc/doc.php
index be27af4461a0f97c1f5e9fbc39d874f706b4c4cc..92725332151afbbc00afa94b1e607fc8e6ff06db 100644
--- a/doc/doc.php
+++ b/doc/doc.php
@@ -103,13 +103,12 @@ if ('Site_map' == $lastseg) {
         $meta = stack_docs_page_metadata('Site_map.md');
 } else {
     if ('' == $lastseg) {
-        $file = $docsroot . $uri . 'index.md';
-        $fileen = $docsrooten . $uri . 'index.md';
+        $file = $docsroot . $uri . '/index.md';
+        $fileen = $docsrooten . $uri . '/index.md';
     } else {
         $file = $docsroot . $uri;
         $fileen = $docsrooten . $uri;
     }
-
     if (file_exists($file)) {
         $body = stack_docs_page($links, $file);
         $meta = stack_docs_page_metadata($uri);
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_1.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_1.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..df1a4e0d314587c8f60f1c55462cf0658ad4865c
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_1.md
@@ -0,0 +1,142 @@
+# 問題作成クイック・スタート 1: 動作する最小限の問題
+
+1 - 基本的な問題 | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数解答欄問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドはSTACKでの問題の作成方法を紹介します。
+パート1では動作する最小限の問題を作成します。次のビデオでそのやり方を説明します:
+
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cpwo-D6EUgA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+## 始めに
+
+以下を仮定します:
+
+1. STACKがインストールされたコースに教師としてアクセスできること。
+2. 簡単な数式の\(\LaTeX\)記法に慣れていること。
+いくつかの基本的な例は,[CASText](../../en/Authoring/CASText.md) ドキュメントに記載されています。
+
+## 最小限の問題を作成する
+
+あなたのコースに移動し,[問題バンク](../../en/Moodle/Question_bank.md)で,「新しい問題を作成する」から「STACK」問題タイプを選択して「追加」をクリックしてください。
+
+たくさんの設定項目がありますが,必須な項目はほんの一部です。
+
+1. 「問題名」
+2. 生徒に表示される「問題テキスト」
+3. 「正解」(デフォルトの問題では「解答欄: ans1」にあります)
+4. 解答の評価方法
+
+デフォルトでは,新しい問題は自動的に1つの[入力](../../en/Authoring/Inputs.md)と,解答を評価するための1つのアルゴリズムが設定されています。
+
+### 問題名 ###
+
+`問題1`のような問題名を設定してください。
+
+### 問題テキスト ###
+
+\((x-1)^3\)を\(x\)について微分する問題について考えましょう。
+まずは問題文そのものを書く必要があります。以下を問題テキストの入力ボックスにコピーしてください(2行目は最初から用意されています)。
+
+    \((x-1)^3\)を \(x\) について微分しなさい。
+	[[input:ans1]] [[validation:ans1]]
+
+補足:
+
+* Moodle には幅広いテキストエディタの選択肢があるため,このクイック・スタート・ガイドのスクリーンショットはあなたが使用する Moodle とは若干表示が異なるかもしれません。また,コピーするテキストは整形されている場合があります。
+* テキストは LaTeX の数式環境を含みます。数式環境`$..$`と`$$..$$`は使用しないでください。 代わりに,インライン数式と別行立て数式にはそれぞれ`\(..\)`と `\[..\]`を使ってください。(古い教材がたくさんある場合,Moodle qtype_stackプラグインページに自動一括変換機能があります)
+* 内部的には生徒の解答は変数 `ans1` に代入されます。
+* タグ`[[input:ans1]]`は生徒が解答を入力するテキストボックスの位置を表します。
+* タグ`[[validation:ans1]]`は,入力`ans1`のバリデーションに関するフィードバックに置き換えられます。例:括弧の欠落による構文エラー
+* これらのタグは問題テキストのどこにでも配置できます。
+
+## 解答欄: ans1
+
+下にスクロールすると,[入力](../../en/Authoring/Inputs.md)セクションの編集フォームがあります。見出し`解答欄: ans1`をクリックすると,関連する設定が表示されます。
+
+最小限の問題のために,__正解__ を指定する必要があります。ここでは「正解」欄に以下のように設定しましょう。
+
+    3*(x-1)^2
+
+補足
+
+1. 生徒の解答は解答変数 ans1 に格納されます。
+2. 正解はLaTeXではなく,CAS(Maxima)の構文で有効な式である必要があります。特に,乗算は `*` を使って明示的に指定しなければなりません。
+3. [入力](../../en/Authoring/Inputs.md)は,様々な解答形式をドロップダウンメニューから選択することができます。デフォルトは __数式__ で,今回はこれを利用します。
+4. 問題は複数の解答欄を持つことができます。これについては後のパートで説明します。
+
+## 解答の正しさを評価する - ポテンシャル・レスポンス・ツリー (PRT)
+
+次は,学生の解答が正しいかどうかを判断する必要があります。
+
+生徒の解答を採点するには,[ポテンシャル・レスポンス・ツリー](../../en/Authoring/Potential_response_trees.md)と呼ばれるアルゴリズムを使って,解答の数学的性質を評価する必要があります。
+
+デフォルトでは,新しい問題は`prt1`という名前の[ポテンシャル・レスポンス・ツリー](../../en/Authoring/Potential_response_trees.md)を持ちます。ツリーによって生成されたフィードバックは適切なタイミングでタグ`[[feedback:prt1]]`を置き換えます。
+
+### ポテンシャル・レスポンス・ノードの設定
+
+ポテンシャル・レスポンス・ツリーは,__ポテンシャル・レスポンス・ノード__ からなる空でない非循環有向グラフで,デフォルトでは,ポテンシャル・レスポンス・ノードは1つです。「ポテンシャル・レスポンス・ツリー:prt1」のノード1の基本的な説明は以下の通りです。
+
+1. `評価対象`は評価関数によって`評価基準`と比較されます。オプションをつけることも可能です。
+2. もし`真`なら真の場合の分岐を実行します。
+3. もし`偽`なら偽の場合の分岐を実行します。
+
+各分岐では以下のことができます。
+
+* 点数を割り当て/更新する。
+* 学生に形成的[評価](../../en/Authoring/Feedback.md)を割り当てる。
+* 統計[レポート](../../en/Authoring/Reporting.md)用に[解答記録](../../en/Authoring/Potential_response_trees.md#Answer_note)を残す。
+* 次のポテンシャル・レスポンス・ノードに進むか,`[stop]`で処理を終了する。
+
+生徒が正しく振り分けられたどうかを判断するために,最初のノード(ノード1)を構成してみましょう。
+
+1. `評価対象`に変数`ans1`を指定する。
+2. `評価基準`に正しい解答,すなわち`3*(x-1)^2`を設定する。
+3. __評価関数__ のドロップダウンメニューに`代数等価`があることを確認する。(デフォルトで設定されています。)
+
+## 問題を保存する
+
+ページを一番下までスクロールし,`[変更を保存して編集を続ける]`をクリックしてください。 質問の保存に失敗した場合は,間違いがないかよく確認し,修正して再度保存してください。
+
+__これで最小限の問題が完成しました。__
+
+要約すると,以下を設定しました
+
+1. 「問題名」
+2. 「問題テキスト」
+3. 模範解答である「正解」
+4. 解答の評価方法
+
+次に,ページの下部にある「プレビュー」を押して,問題をテストしてみましょう。
+
+![プレビューボタン](../../content/preview_button.png)   
+
+## 問題のプレビュー
+
+テストをスピードアップするため,プレビューウィンドウをスクロールし,「Attempt options」または「プレビューオプション」 (moodleのバージョンに依存します) の中にある,「問題動作」が「アダプティブモード」に設定されていることを確認してください。そして,「これらのオプションで再開する」を実行してください。これにより,「送信して終了する」と「再開する」を繰り返すことなく,あなたの解答を確認することができます。
+
+プレビューを開いた状態で,次のように解答欄に入力してみてください。
+
+    3*(x-1)^2
+
+システムはまず,この解答の構文的妥当性を確認します。
+
+`チェック`ボタンを押します。
+
+システムはポテンシャル・レスポンス・ツリーを実行し,あなたの解答が模範解答 `3*(x-1)^2` と等価かどうかを確定します。
+
+## 学生の解答の評価
+
+学生が解答の評価には,2段階のプロセスがあることに注意してください。
+
+第一段階は「バリデーション」です。通常,サーバーは「インスタント検証」を有効にしています。 式が構文的に有効な場合,STACKは生徒に「あなたの入力した数式は次のとおりです :」と表示し,その式を表示します。 無効な回答はエラーメッセージを表示します。
+
+第2段階は有効な式が送信されたときに実行され,学生の解答がポテンシャル・レスポンス・ツリーによって評価されます。
+
+この2段階のプロセスはSTACKに固有の不可欠な特徴です。 学生を助けるために,検証のオプションがたくさんあります。 例えば,上記の例題では,すべての式は厳密な構文に従っています。例えば`3*(x-1)^2`のような式を用い,記号`*`で掛け算を表しました。生徒が `3(x-1)^2` のような式を入力したとき,暗黙の掛け算を解釈するようにすることもできます。しかし,「正解」の入力は曖昧さを避けるために常に厳密でなければならないことに注意してください。これらのオプションに関するドキュメントは[入力](../../en/Authoring/Inputs.md)セクションにあります。
+
+# 次のステップ #
+
+これでSTACKで簡単な問題を作ることができるようになりました。
+
+
+##### 問題作成クイック・スタート・ガイドの次のパートでは,[問題変数](Authoring_quick_start_2.md)の使用について説明します
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_2.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_2.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..a657abc60f19b31bdf057737d6130dda9a129854
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_2.md
@@ -0,0 +1,54 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド2:問題変数
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | 2 - 問題変数 | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数解答問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこの部分では問題変数の使用について扱います。次のビデオでそのプロセスを説明していますので,ご覧ください。:
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/SFo3MBkyWVQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+
+## 例題
+
+この例では,簡単な積分の問題を扱います。下記は典型的な練習問題です。
+
+![積分の練習問題](../../content/IntegrationExercises.jpg)
+
+( _Advanced Mathematics for AS and A level 2_ (A-level mathematics), Haese Mathematics (2018) [978-1-925489-32-3](http://www.haesemathematics.com/books/advanced-mathematics-2-for-a-level) より許可を得て転載)
+
+\(\int 3(x-1)^{-4} \mathrm{d}x\)を求める問題を作成しましょう。新しいSTACK問題を作成します。前と同じように,問題に「積分の例」のような**問題名**を付けます。
+
+### 問題変数の使用
+
+次のステップは問題文を追加し,教師の答え `-1*(x-1)^(-3)+c` を `正解` フィールドと `ポテンシャル・レスポンス・ツリー` に追加することです。しかし,式と模範解答は通常複数回参照されますので,オプションの [問題変数](../../en/Authoring/Variables.md#Question_variables) フィールドを使用して「問題変数」に割り当てるのが最も簡単です。
+
+問題変数に以下を追加してください
+
+```
+exp: 3*(x-1)^(-4);
+ta: int(exp,x)+c;
+```
+
+問題変数のコーディングはMaximaの文法に基づいています。特に,コロン `:` は変数に値を代入するために使われます。つまり,`a1` に `5` という値を代入するには,`a1:5` という構文を使います。一般的に,1文字の変数名は生徒が入力するためのものであるため,複数文字の変数名をつけるとよいです。なぜなら,デフォルトでは複数文字の変数は生徒が入力できないからです。さらに,各行の最後にセミコロンを追加することは任意ですが,つけておくことをお勧めします。
+
+不定積分を求めるために`int()`関数を呼び出して模範解答を決定するためにCASを使用しています。CASが不定積分を決定するとき,積分定数は含まれないので,自分で追加しておきます。
+
+これで,問題文の入力がかなり速くなります.問題テキストに次のように書き加えてください:
+
+	積分 \(\int{@exp@} \mathrm{d}x\) を計算せよ。
+	[[input:ans1]] [[validation:ans1]]
+
+
+変数 `exp` を定義し,問題テキストで使ってます。LaTeXの数式の`\(..\)`記号と `{@..@}` 記号の違いに注意してください。フィードバックも含め,問題編集内のテキストベースのフィールドはすべて[CAS text](../../en/Authoring/CASText.md)です。これは数学が挿入できるHTMLです。LaTeXは `\(.. \)` の間に記述され,CASの記述(変数も含む)は `{@..@}`の間に記述します。CASの記述は問題変数を参照して評価され,LaTeXとして表示されます。
+
+ここでは`{@exp@}`を使用しているため,問題がインスタンス化されたとき,画面上 に`exp`は表示されず,`exp`の値である \(\frac{3}{(x-1)^{-4}}\) が表示されます。
+
+解答欄:`ans1` で,`正解` に変数 `ta` に指定してください。
+
+ポテンシャル・レスポンス・ツリーでは,`評価関数` を `代数等価`, `評価対象` を `ans1`, `評価基準` を `ta` に設定してください。
+
+問題変数の使用は時間の節約になり,将来的に質問の内容を簡単に変更できるので,頻繁に使用することをお勧めします。
+
+# 次のステップ
+
+これでSTACKで問題変数を使えるようになりました。
+
+#### オーサリングクイックスタートガイドの次のパートでは,[フィードバックの改善](Authoring_quick_start_3.md)について説明します。
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_3.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_3.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..d9c8abe7f869f022713efc2bd8e05225ecf7bbe8
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_3.md
@@ -0,0 +1,67 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド 3:フィードバックを改善する
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | 3 - フィードバックを改善する | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数解答欄問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこのパートでは、フィードバックの改善について扱います。次のビデオでそのやり方を説明します:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/l6QAMmUA5Pk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+
+## はじめに
+直前のパートでは,問題変数を扱いました。具体的には,被積分関数を表す変数`exp`を定義し,正答を表す変数taを定義しました。そして,\(\int 3(x-1)^{-4}dx\)を求めさせました。
+
+この問題のプレビューを表示し, `-1*(x-1)^(-3)+c`の解答を入力してください。システムはこの解答を正解と判定します。次に, `-1*(x-1)^(-3)+C`(`C`が大文字)の解答を入力してください。正答の`-1*(x-1)^(-3)+c`と比較し, ポテンシャル・レスポンス・ツリーの評価関数で「代数等価」を指定していたので,正答とはみなされません。理由は`c`と`C`は異なるからです。通常,定数の文字に何が用いられるかは問わないでしょう。この問題を解決します。
+
+## 評価関数: 積分
+より良い「評価関数」を用いるように,ポテンシャル・レスポンス・ツリーを修正する必要があります。問題の編集画面に戻り,ポテンシャル・レスポンス・ツリーの「評価関数」のプルダウンメニューで、「代数等価」から「積分」に変更してください。そして,オプション欄に`x`(変数)を入力してください。「変更を保存して編集を続ける」をクリックし,もう一度プレビューを実行してみましょう。
+
+評価関数「積分」では,積分定数にどのような文字でも正答と判定します。例えば,`-(x-1)^(-3)+k` と入力してみてください。正答と判定されます。また,学生が積分の定数を忘れたり,誤って積分の代わりに微分した場合,標準的なフィードバックを与えます。これを試すには,`-12*(x-1)^(-5)`と入力してみてください。フィードバックを学生に見せたくない場合は,「抑制」オプションで「Yes」を選択してください。
+
+`解答記録`は評価結果に対し付けられる名前です。STACKはこの名前を,ポテンシャル・レスポンス・ツリーの名前,ノード番号,ノードの結果にから自動的に生成されます。
+
+## 考察
+STACKで学生の解答をチェックするとき,教師は "学生の答えを正解/不正解にする数学的特性は何か"を問わなければいけません。今回の場合,この問は以下を含みます:
+
+- 解答は被積分関数の不定積分か?
+- 解答には積分定数が含まれているか?
+
+評価関数`積分`がこれらの問に答え,教師この問に対応するためのコードを書く必要はありません。
+
+次に,教師は "学生が何を間違う可能性があり,その結果どのような解答となるのか?"を問わなければいけません。この質問はより難しいです。それに対する回答は,経験を通じて,または前もって診断的な質問をすることによって得られるかもしれません。年度ごとにSTACKの問題での学生の解答を見直し,経験に照らしてより良いフィードバックを組み入れると良いでしょう。
+
+## フィードバックをさらに改良する
+
+学生が犯しそうなミスごとに,解答例を作成することができます。例えば,学生が解答の数式を展開したままにしておくとします。これはもちろん正しい答えかもしれませんが,不必要に答えを展開しないように学生を指導したいこともあります。学生が最終的な解答を因数分解した形で残したかどうかを判定する別のノードを作成し,ポテンシャル・レスポンス・ツリーの新たなノードとして追加します。
+
+![Adding a new node](../../content/add_new_node.png)
+
+ポテンシャル・レスポンス・ツリーに移動し,`[新しいノードを追加する]`をクリックします。次にノード 1 の `真の場合`のブランチで `次のノード` を `ノード2`に変更します。ノード2に入ったということは,学生の解答は正答であることはわかっているので,解答が因数分解されているかどうかを判定することにします。これを実現するために[評価関数](../../en/Authoring/Answer_Tests/index.md)「因数分解」を使用する必要があります。これは評価対象と評価基準が等価であることと,評価対象が因数分解されていることの両方をテストします。この問題の場合,我々はすでに学生の解答が正答と等価であることを知っています(評価関数「積分」を使用)。したがって,学生の解答自身に対してテストするだけで良いのです。
+
+ノード2のフォームを次のようにします。
+```
+評価関数 = 因数分解
+評価対象 = strip_int_const(ans1,x)
+評価基準 = strip_int_const(ans1,x)
+オプション = x
+```
+STACKでは,学生が使用した積分定数を削除するstrip_int_const関数が提供されています。なお,オプションで変数を指定する必要があります。
+
+`真`と`偽`の結果で点数を変えないようにしてください。デフォルトではそれぞれ+0と-0に設定されます。点数を変更しないことで,学生の解答が展開されていても、減点されないようにします。
+
+評価関数「因数分解」は自動的にフィードバックを返しますが,自分で書きたい場合は,「抑制」をYesに設定し,ノード2の偽のフィードバックに次のように入力します:
+
+```
+あなたの解答は因数分解されていません。正解ですが,括弧を展開する必要はないことに注意してください。
+```
+多くの一般的な間違いに対して,いくらでもチェックしながら,ポテンシャル・レスポンス・ツリーを拡大することができます。その他の評価関数については[ドキュメント](../../en/Authoring/Answer_Tests/index.md)を参照してください。
+
+## 一般的なフィードバックを追加する
+
+一般的なフィードバックは問題の正誤に関わらず,すべての学生に表示されます。ここは模範解答を追加するときに活用してください。
+
+# 次のステップ
+
+以上で,STACKで様々なフィードバックを作成できるはずです。
+
+##### 問題作成クイック・スタート・ガイドの次のパートは[ランダム化](Authoring_quick_start_4.md)についてです。
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_4.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_4.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..c64ee5996968cda7c53458843813f25562f356e8
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_4.md
@@ -0,0 +1,67 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド4:ランダム化
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | 4 - ランダム化 | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数回答欄問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+問題作成クイックスタートガイドのこのパートでは,問題をランダムに出題する方法について説明します。 次のビデオでその方法について説明しています:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/8FTqZ1fTmgs" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+## はじめに
+
+前のパートでは,\(3(x-1)^{-4}\)を\(x\)について積分する方法を学びました。しかし,学生間での解答共有を避けるため,このようなシステムですべての学生に全く同じ問題を出題することは避けたいです。この課題を解決するため,問題をランダムに出題することが必要です。
+
+## 問題をランダムに出題する
+
+先ほどの問題の変数をもう一度確認しましょう:
+
+```
+exp: 3*(x-1)^(-4);
+ta: int(exp,x)+c;
+```
+
+私たちは2つの ローカル変数 `exp` と `ta`を定義し, 問題テキスト,入力,ポテンシャル・レスポンス・ツリーなどの他の場所でこれらの値を使用しました。
+
+では,今からランダムな問題を作成しましょう。そのために, [問題変数](../../en/Authoring/Variables.md#Question_variables) を次のように設定します。
+
+```
+a1 : 1+rand(6);
+a2 : 1+rand(6);
+nn : 1+rand(4);
+exp : a1*(x-a2)^(-nn);
+ta: int(exp, x)+c;
+```
+
+この新たな問題で,私たちは生徒に,\( a_1(x-a_2)^{-nn} \)の積分を求めてもらいます。 `a1`, `a2` , `nn` はすべてランダムな正の整数が代入された変数です。 これらは問題で利用される変数 `exp`を定義するために使われます。また,CASに式 `exp` を積分させ,その結果を変数 `ta` に格納します。xのような1文字の変数は生徒の入力を意味するため、問題作成時に定義する変数には2文字以上利用することを推奨します。
+
+STACKでランダムに出題される問題を作成するとき,私たちは_乱数_を扱いますが,本当は_擬似乱数_であることを覚えておいてください。どの乱数が各ユーザーのために生成されたかを追跡するために,STACKには特別な `rand` コマンドがあり,[Maxima](../../en/CAS/Maxima.md) の `random` コマンドの代わりに使用する必要があります。 `rand` コマンドは一般的な「ランダムなもの」を生成します。詳しくは[ランダム生成](../../en/CAS/Random.md) をご覧ください。`rand` は乱数を生成するだけでなく、リストから選ぶことにも使用できます。 `rand(n)`は0以上`n`未満の整数をランダムに選択します。 つまり、 `rand(3)` と入力した場合、リスト`[0,1,2]`からランダムに選択することになります .
+
+## 問題記録
+
+問題に乱数が含まれる場合,各学生に出題された問題のバージョンを記録する必要があります。`rand` 関数を利用した場合,STACK は必ず __問題記録__ を利用するように要求してきます。 
+問題記録 を次のように入力してください
+
+```
+\[ \int {@exp@} \mathrm{d}x = {@ta@}.\]
+```
+
+2つの問題は問題記録が完全に一致する場合のみ同じ問題であるとみなされます。問題作成者は問題記録を正確に設定するよう気を付けてください。
+
+## ランダムな問題のデプロイ
+
+学生が問題を見る前に,ランダムな問題をデプロイすることは賢明です。これにより,学生に表示される問題を適切に制御し,ランダム化が正常に行われていることを確認できます。問題を保存した後,問題の一番上までスクロールし,`この問題では変形がデプロイされていません` というリンクをクリックしてください。 このリンクは、古いバージョンのSTACKでは `問題のテストとデプロイ` と表示されるかもしれません。
+
+STACKでたくさんのランダムな問題を作成するには,`次の個数の変形をデプロイする`を実行することが必要です。例えば,`10`を入力し,`次の個数の変形をデプロイする`をクリックしてください。 すると10個のランダムな問題が表示されるはずです。学生にはこれらのうち1つがランダムに表示されます。
+
+また,利用したくない変形を削除するオプションもあります。例えば、nn=1 の変数は対数を含む答えがあるので利用したくないと考える場合もあります。この場合,利用したくない変数を選択的に削除することができます。ところでこの場合のよりよい解決策は,`問題変数`に戻って,`nn`を`2+rand(4)`に変更することです。保存後に `次の個数の変形をデプロイする` に戻ると、変形が変更されているのがわかるでしょう。これは乱数を利用する際の重要なポイントである,ランダム化の意図しない結果をチェックする方法を示しています。
+
+## プレビュー
+
+問題をプレビューしてみてください。クイックスタートガイドのパート1で述べたように、`プレビューオプション`の下に、問題動作を変更するオプションがあります。`アダプティブモード`は問題を繰り返し`確認`することができるため,問題をテストする際に最も便利なモードです。問題動作については後で詳しく説明します。
+
+ここで、デプロイされたどの `変形` を解答するかを選択できることに注意してください。これは特定の変形をテストしたい場合に便利です。
+
+
+# 次へ #
+
+これでSTACKでランダムな問題を作成,出題することができるようになりました。
+
+##### オーサリングクイックスタートガイドの次の章では,[問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md)について説明します。
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_5.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_5.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..00bac9df0d735543b149cfad32ff7f81329006bc
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_5.md
@@ -0,0 +1,90 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド5:問題のテスト
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | 5 - 問題のテスト | [6 - 複数解答問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこの部分では問題のテストについて扱います。次のビデオでそのプロセスを説明していますので,ご覧ください:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/wnvsc-v9svE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+
+## はじめに
+
+ここ数回で,私たちはシンプルな積分の問題を扱いました。クイックスタートを続ける前に,問題変数が次のように設定されていることを確認してください:
+
+```
+a1 : 1+rand(6);
+a2 : 1+rand(6);
+nn : 2+rand(4);
+exp : a1*(x-a2)^(-nn);
+ta: int(exp, x)+c;
+```
+
+問題のテストは時間がかかり面倒ですが,問題が確実に動作するためには重要です。このプロセスを支援するために,STACKでは教師が「問題テスト」を定義することができます。原理はソフトウェア工学における「ユニットテスト」と同じです。
+
+## 問題テスト
+
+問題バンクのテストしたい問題の「操作」列のプルダウンメニューから,`問題のテストとデプロイ`を選択してください。
+
+`テストケースを追加する` をクリックして,問題にテストケースを追加します。テストケースは学生の入力を受け取り,その入力に対して点数,減点,解答記録を指定して正しく動作しているかを確認します。
+
+減点は学生が間違った解答をするたびに合計点から差し引かれる数値です。デフォルトでは0.1に設定されています。減点は`一般`の `減点` で変更することができます。この機能は問題動作 `複数受験インタラクティブ` および `アダプティブモード` でのみ使用されることに注意してください。問題動作については後ほど説明します。`解答記録` はポテンシャル・レスポンス・ツリー上で決めた特定の結果の名前を指定できます。
+
+「説明」にテストケースの名前を指定します。例えば「正解のテスト」としましょう。また,以下の値を入力あるいは選択してください。
+
+```
+ans1 : ta
+点数 : 1
+減点 : 0
+解答記録 : prt1-2-T
+```
+
+つまり,学生が正しい解答を入れた場合,最初のノード (正しく積分されたかチェック) を通過し,2番目のノード (答えが因数分解されたかテスト) を通過し,点数 1,減点なしで終わるはずです。
+
+「テストケースを作成する」をクリックして問題のテストが実施されます。
+
+テストが実施される前に入力が評価されることに注意してください。変数 `ta` は教師が定義した変数であるため,学生は入力することができません。しかし,`1*(x-1)^(-3)+c` は入力可能です。各テストケースについて,評価されていない入力は `入力テスト` の下に,実際に評価のためにシステムに渡された値は `入力値` の下に表示されます。
+
+
+必要だと思う数だけテストを追加することができます。通常は予想されるケースごとに一つずつ追加するのが賢明です。
+
+別の、積分定数のないテストケースを追加しましょう。
+
+```
+説明 : 積分定数のないテストケース
+ans1 : int(exp,x)
+点数 : 0
+減点 : 0.1
+解答記録 : prt1-1-F
+```
+
+この場合,STACKは学生に点数を与えず,テストが通過したことを示します!
+
+また,学生が教師の望む能力を身につけているかを確認するために,問題テストを使用することもできます。例えば,この積分の問題では,(1) べき指数を1増加させ,(2) 新しいべき乗で割ることを学生に理解してほしいと考えます。例えば,べき乗を増加させ,新しいべき乗で*乗算*することはできないはずです。これを確認するテストケースを追加しましょう。
+
+```
+説明 : べき乗を掛けてしまう
+ans1 : (a1*(-nn+1))*(x-a2)^(-nn+1)+c
+点数 : 0
+減点 : 0.1
+解答記録 = prt1-1-F
+```
+
+割り算ではなく, \(-nn+1\)をかけると0点になることをテストしています。学生にこの知識をすべての乱数の場合で使用して欲しいのならば,すべての乱数の場合(問題のケース)でこのテストに合格しなければなりません。これを確認するには,`デプロイされた全ての問題ケースに対して,全てのテストケースを実行します` をクリックしてください。
+
+すべての問題のケースが問題テストに合格するわけではありません。テストに失敗した問題ケースをクリックすると,その理由がわかります!\(nn=2\)の時, \(-nn+1=-1\)乗の掛け算は割り算と等価です。この問題ケースは他のものより「簡単」です。これは,問題テストのもう1つの重要な使い方,つまり,想定される知識に対してすべての問題ケースが同じ難易度でありることを保証することを確認することです。これを踏まえて,`nn`を ` 3+rand(4)` に変更したくなるかもしれません。これですべての問題ケースですべての問題テストに合格するはずです。
+
+品質管理は不可欠であり,より詳しい情報は [問題のテスト・デバッグ・品質管理](../../en/Authoring/Testing.md) のページにあります。
+
+## 余談:禁止ワード
+
+STACKでは,`sin`,`cos`などの標準的な数学関数を使うことができます。さらに驚くべきことに,STACKは`int`も使うことができます。そのため,理論的には生徒が`int(...)+c`と入力すると,システムは正しいと判断します!
+
+これを止める場合には,`input:ans1`に行き,禁止ワードに`int`と入力します。禁止ワードは通常許可されている単語を禁止します。
+
+この例は生徒を助けるために有効性がどのように使われるかをうまく示しています。`int(p,x)+c`は問題に対する正しい答えですが,無効です。この例では,CASに積分をさせるのではなく,生徒に積分をさせたいのです!
+
+# 次のステップ
+
+これでSTACKで質問テストを使用できるようになります。
+
+#### 問題作成クイック・スタート・ガイドの次のパートでは,[複数解答問題](Authoring_quick_start_6.md)について説明します。
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_6.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_6.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..61359030bb8882620099553a1a72fe74a755d1e6
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_6.md
@@ -0,0 +1,113 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド 6: 複数解答欄問題
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | 6 - 複数解答欄問題 | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこのパートでは,複数解答欄問題について扱います。次のビデオでそのやり方を説明します:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lQhDEnEYZQM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+次の例を考えてみましょう:
+
+### 例1
+
+点\(x=2\)で\(x^3-2x^2+x\)に接する直線の方程式を求めよ。
+
+1. \(x^3-2x^2+x\)を\(x\)で微分せよ。
+2. \(x=2\)での微分係数を計算せよ。
+3. 接線の方程式を求めよ。\(y=...\)
+
+上の3つの小問はすべて1つの多項式\(x^3-2x^2+x\)を参照するので,ランダムに生成された問題が使用される場合,それらの小問はそれぞれ1つのランダムに生成された数式を参照する必要があります。したがって,小問1-3の解答は実際には1つの数式に依存します。ここで,小問1は他から独立していることに注意してください。小問2の解答には小問1の解答に\(x=2\)を代入する必要があります。小問3は独立して採点することも,小問1と2を考慮することも簡単にできます。教師は「依存」採点を選択できることにも注意してください。
+
+### 例2
+
+比較的若い学生を対象にした次の問題を考えてみましょう。
+
+\((x+1)(x+2)\)を展開せよ。
+
+解答方法として,次の方程式の「空欄を埋める」方法が考えられます:
+
+```
+(x+1)(x+2) = [?] x2 + [?] x + [?].
+```
+
+私たちは,この問題を「3つの入力」を持つ「1つの質問」であると解釈します。さらに, それぞれの入力 (係数) に対して別々のフィードバックが生成されたとしても,教師はフィードバックが割り当てられる前に,学生にすべて穴埋めしてほしいでしょう。また, このフィードバックはすべて画面上の1つの場所にグループ化されるべきです。そして,代数的ミスの可能性のある原因を特定するために, 自動採点のためにすべての係数が入力されている必要があります。3つの解答欄を独立に採点することはあまり意味がないでしょう。
+
+この2つの例は,2つの対立的な評価方法を示しています。
+
+1. 複数解答欄内のすべての入力は独立して評価できる。
+2. 複数解答欄内のすべての入力は, その問題が採点される前に完了しなければならない。
+
+この2つの評価方法を満たす複数解答欄問題を考案することは比較的簡単ですし, これらのの複数解答欄問題はより一般的であるとも考えられます。
+
+## 複数解答欄問題の質問を作成する
+
+新しいSTACKの問題作成を開始し,「接線」などの名前をつけてください。この問題には3つの小問があります。次のように,問題変数と問題テキストをコピーすることから始めます。この問題はランダム化を含んでいませんが,後の段階の簡単化のために,最初に変数名を使用していることに注意してください。
+
+__問題変数:__
+
+```
+exp:x^3-2*x^2+x;
+pt:2;
+ta1:diff(exp,x);
+ta2:subst(x=pt,ta1);
+ta3:remainder(exp,(x-pt)^2);
+```
+
+__問題テキスト__
+
+以下のテキストをエディターにコピーしてください。
+
+	点\(x={@pt@}\)で{@exp@}に接する直線の方程式を求めよ。
+	1. {@exp@}を\(x\)で微分せよ。[[input:ans1]] [[validation:ans1]] [[feedback:prt1]]
+	2. 1の結果を用いて、\(x={@pt@}\)での微分係数を計算せよ。[[input:ans2]] [[validation:ans2]] [[feedback:prt2]]
+	3. 接線の方程式を求めよ。\(y=\)[[input:ans3]] [[validation:ans3]] [[feedback:prt3]]
+
+「個別フィードバック」セクションからフィードバックタグを削除し、「問題テキストのチェックと入力フォームの更新」をクリックしてください。STACKは,解答欄,フィードバックタグを自動的に検出して,3つの解答欄とポテンシャル・レスポンス・ツリーが作成されます。問題テキストでは、フィードバックが関連する部分の下に直接表示されるように,フィードバックタグを埋め込んでいます。それぞれの小問に対して,1つのポテンシャル・レスポンス・ツリーがあることに注意してください。
+
+解答欄:`ans1`から解答欄:`ans3`の「正解」に,それぞれ`ta1`から`ta3`を入力してください。
+
+次にポテンシャル・レスポンス・ツリーを編集する必要があります。これらは学生の解答の評価を設定します。
+
+### ステージ1: ポテンシャル・レスポンス・ツリー
+
+最初の段階は,最も単純なポテンシャル・レスポンス・ツリーを作成することです。これらは単純に答えが「正しい」かどうかを評価します。各ポテンシャル・レスポンス・ツリー:`prti`のそれぞれで,`ansi`が`tai`と代数的に等価であるかどうかを評価します(ただし、`i`は`1`から`3`としてください)。この段階で,実用的な問題ができたでしょう。「変更を保存して編集を続ける」をクリックして、問題をプレビューしてください。参考までに,正解は以下の通りです。
+
+```
+ ta1 = 3*x^2-4*x+1
+ ta2 = 5
+ ta3 = 5*x-8
+```
+
+### ステージ2: 依存採点
+
+次に,シンプルな依存採点を実装します。
+
+小問2を注意深く見てください。これは「正解」を求めていると同時に,学生が小問1の結果を用いて,与えられた点で正しく微分係数を計算できたかどうかも評価しています。したがって最初の課題は,小問1で与えられた数式を与えられた点で評価し,`ans2`と比較することです。`prt2`のノード1を以下のように更新します:
+
+```
+評価関数: 代数等価
+評価対象: ans2
+評価基準: subst(x=pt,ans1)
+```
+
+次に,`prt2`で,「新しいノードを追加する」をクリックして,に以下のノード(ノード2)を1つ追加します:
+
+```
+評価関数: 代数等価
+評価対象: ans1
+評価基準: ta1
+```
+そして,ノード1の真の分岐を(`prt2`の)ノード2につなぎます。これで3つの結果が得られます。
+
+ノード1:小問1の結果を,与えられた点で正しく評価したか?もし "真"ならノード2に進み,"偽"なら0点で終了する。
+
+ノード2:小問1の結果は正解か?もし"真"なら,これが理想的な状況であり,満点である。もし"偽"なら,好みに応じて点数を選び,例えば、次のようなフィードバックを加える:
+
+	小問1の結果に基づき,与えられた点での微分係数は正しく計算されています。しかし,小問1は不正解です。小問1,2をやり直しましょう。
+
+# 次のステップ #
+
+これでSTACKで複数解答欄問題を作成できるようになりました。これまで,このクイックスタートガイドに従ってきていれば,すでにこの問題を改善することができるでしょう。例えば, [フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md), [ランダム化](Authoring_quick_start_4.md), [問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md)。
+
+##### **問題作成クイック・スタート・ガイドの次のパートは[数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md)についてです。**
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_7.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_7.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..e2031b6c62f092ca29973cb2fc649a6cb276c544
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_7.md
@@ -0,0 +1,80 @@
+# 問題作成クイック・スタート 7: 数式簡略を無効化する
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数解答欄問題](Authoring_quick_start_6.md) | 7 - 数式簡略の無効化 | [8 - 問題のインポートと小テスト](Authoring_quick_start_8.md)
+
+
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこのパートでは,数式簡略を無効化する方法を説明します。次のビデオでその手順を説明します:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Et1O2dibsDI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+### 例題
+
+複素数\(z=ae^{ib}\)が与えられたとき,\(z^{n}\)を求めなさい。
+
+ここで,\(a,b,n\)はランダムに生成された数とします。
+
+## 数式簡略の無効化
+
+このような問題を作るとき,__表示の段階で__ 制御したくなります。私たちはすでにランダム化の方法を知っているので,a,b,nをランダムに生成し,問題文に埋め込むことができます。 例えば次のようにします:
+
+```
+ \(({@aa@}e^{{@bb@} i})^{@nn@}\)
+```
+ここでは,複素数のためにCASオブジェクトを1つ作るのではなく,各変数を別々に扱っています。 これは問題ないのですが,CASとLaTeXの記法が混在しているため読みにくくなっています。
+
+したがって,数式簡略されない1つのCASオブジェクトにすべてを持たせる方がはるかに望ましいです。以下は単一のMaximaの式です:
+
+```
+ {@(aa*%e^(bb*%i))^nn@}
+```
+
+(2文字以上の変数名を使っていることに注意してください。これは良い習慣です。1文字の変数は学生の入力のためのものだからです。また,Maxima で記述するとき,標準的な数学記号の前に `%` をつけていることにも注意してください。これは必須ではありませんが,良い習慣であると考えられています。)
+
+もちろん,Maximaにべき乗を計算して欲しいわけではなく,__そのまま__ 表示してほしいと思っています!違いを見るために,以下のSTACK問題の問題変数にコピーしてください:
+
+```
+simp:true;
+a1: (3*%e^(%i*%pi/2))^4;
+simp:false;
+a2: (3*%e^(%i*%pi/2))^4;
+```
+
+次に問題テキストのどこかに`簡略化する: {@a1@} 簡略化しない: {@a2@}`と入力します。`simp:true;`と`simp:false;`による違いをプレビューで確認してください。
+
+表示のレベルではなく,CASのレベルで問題を解決する方がよいことがよくあります。問題全体で`simp:false`を設定するようにSTACKに指示するには,フォームの一番下までスクロールし,`オプション`の下で`自動簡略化(全般)`を`No`に設定します。これでMaximaは表示する前に式を簡略化しないので,`{@2+5@}`は `7` ではなく `2+5` として表示されます。
+
+これには欠点もあります。問題全体で数式簡略を無効化した場合,今度は明示的に簡略化させる必要があります!これをするには2つの方法があります。1つ目は,以下のようなコマンドを使うことです:
+
+```
+aa : ev(2+rand(10),simp);
+```
+
+具体的には,問題変数は次のように定義できます。
+
+```
+aa : ev(2+rand(10),simp);
+bb : ev(2+rand(10),simp);
+nn : ev(2+rand(5),simp);
+qq : (aa*%e^(bb*%i))^nn;
+```
+
+多くの連続した式を簡略化する必要がある場合,2つ目の方法が使えます:
+
+```
+simp : true;
+aa : 2+rand(10);
+bb : 2+rand(10);
+nn : 2+rand(5);
+simp : false;
+qq : (aa*%e^(bb*%i))^nn;
+```
+
+### 単項演算子のマイナス
+たくさんの変数を使って表示するのか,それとも`simp:false`を指定したほうがいいのかは,状況によって決まります。よくある問題は単項演算子のマイナスで起こります。`{@aa@}+{@bb@}を求めよ`のような問題テキストを考えてみましょう。`bb`\(<0\)の場合,式は例えば\(3+-5\)のように表示されてしまいます。 簡略化を無効化した場合でも,Maximaの表示ルーチンは(多くの場合)賢明な方法で単項演算子のマイナスに対処します。
+
+# 次のステップ
+
+これで,いつ数式簡略を無効化するべきかを判断できるようになったはずです。あなたがこのクイック・スタート・ガイドに従っているのであれば,この問題を改善するために実行できるいくつかの方法をすでに知っているはずです。
+例えば,より[具体的なフィードバックを追加](Authoring_quick_start_3.md)したり,[問題をランダム化](Authoring_quick_start_4.md)したり,[問題のテストを追加](Authoring_quick_start_5.md)したりすることができます。
+
+##### **問題作成クイック・スタート・ガイドの次のパートでは[小テストの作成](Authoring_quick_start_8.md)について説明します。**
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_8.md b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_8.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..0f17f1de21e307e1fe036bc17c36d23a119e16ec
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/Authoring_quick_start_8.md
@@ -0,0 +1,111 @@
+# 問題作成クイック・スタート・ガイド 8: 問題のインポートと小テスト
+
+[1 - 基本的な問題](Authoring_quick_start_1.md) | [2 - 問題変数](Authoring_quick_start_2.md) | [3 - フィードバックを改善する](Authoring_quick_start_3.md) | [4 - ランダム化](Authoring_quick_start_4.md) | [5 - 問題のテスト](Authoring_quick_start_5.md) | [6 - 複数解答欄問題](Authoring_quick_start_6.md) | [7 - 数式簡略の無効化](Authoring_quick_start_7.md) | 8 - 問題のインポートと小テスト
+
+問題作成クイック・スタート・ガイドのこのパートでは,問題のインポートと小テストについて扱います。次のビデオでそのやり方を説明します:
+
+<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/P3bDdNVC6g0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
+
+### はじめに
+
+問題を作成したら,小テストに組み込みたくなるでしょう。サンプル問題を使用して小テストを作成することもできます。
+
+このドキュメントは,初心者がSTACKを使用して,Moodleの小テストで数学の問題の作成する方法について説明します。このガイドはMoodle小テストのドキュメントと一部重複します。
+
+これらはDr Maureen McIver, Department of Mathematical Sciences, Loughborough University, UK, July 2016が作成したメモを編集したものです。
+
+### 問題の選択
+
+小テストに使う問題を選ぶことから始めましょう。すでに作られている問題を編集して,目的に合うように修正することが一番簡単な方法です。
+
+これまでの問題作成クイックスタートガイドに従って,ゼロから独自の問題を作っても良いでしょう。
+
+### 既存のサーバから問題をインポートする
+
+既存のサーバから問題をインポートする方法を確認しましょう。
+
+まず,既存の問題をエクスポートする必要があります:
+
+1. エクスポートしたい問題があるMoodlにログインし,管理ブロックの`問題バンク`をクリックしてください。次に`エクスポート`をクリックしてください。
+2. `Moodle XMLフォーマット`をクリックし,エクスポートしたいカテゴリを選択します。Moodleでは個々のカテゴリのみエクスポートすることができます。
+3. `問題をファイルにエクスポートする`をクリックしてください。これにより,そのカテゴリのすべての問題を含むファイルがダウンロードされます。
+
+これらの問題をあなたのサーバにインポートします:
+
+1. Moodleサーバであなたのコースにログインし,管理ブロックの問題バンクをクリックします。
+2. `インポート`をクリックしてください。
+3. `Moodle XMLフォーマット`をクリックし,あなたのインポートしたい?.xmlファイルをドラッグ&ドロップし,`インポート`および`続行`をクリックします。問題のコピーがあなたのコースの問題バンクに表示され,自由に問題を変更することができます。
+
+### Moodle小テストを作成する
+
+問題バンクをインポートしたり,自分で問題バンクを作成したら,そこから問題をMoodleクイズに追加することができます。
+
+これにより,学生がSTACKの問題に解答を入力する構文を練習するためのクイズを含めると良いかもしれません。
+
+### 問題の動作
+
+「問題の動作」は学生に与える受験回数および減点の分配方法を決定します。Moodle小テストでは多くの「問題の動作」を利用することができます。最も重要なものは次のとおりです。
+
+**即時フィードバック**
+学生に各問題を1回だけ受験させますが,問題に解答した直後,またはすべての問題が解答され,提出された場合のみフィードバックを与えます。これは標準的な小テストに便利です。
+
+**遅延フィードバック**
+学生に各問題を1回だけ受験させ,与えられた日付が過ぎるまでフィードバックを与えません。これは学生に解答を共有させたくない試験やコースワークの小テストに便利です。
+
+**複数回の受験が可能なインタラクティブ問題**
+学生に有限回の受験をさせることができ,それぞれの受験の後にヒントが表示されます。不正解の場合,ペナルティとしてが減点されます。受験回数は各問題に表示されるヒント回数より1回多く設定されていることに注意してください。ヒントは問題を編集する際,オプションセクションに表示されます。
+
+**アダプティブ**
+学生に好きなだけ受験させることができますが,学生が答えを間違えるたびに問題の合計得点から減点します。これは問題を確認したり、ドリルなど練習問題としての実施に便利です。
+
+### 小テストの設定
+
+1. Moodleページに移動し,`編集を有効にする`をクリックします。
+2. 小テストを設置または追加したいブロックに移動し,`活動またはリソースを追加する`をクリックして,`小テスト`,`追加`の順にクリックします。
+3. クイズに名前を付け,説明ボックスに好きな説明を入力してください。必要であれば,ここでLaTeXを使用することもできます。 
+4. `タイミング`をクリックし,小テストの開始,終了時刻を設定してください。  
+5. `評点`をクリックし,受験可能回数を設定してください。例えば,練習問題には無制限,コースワークの小テストには1回を使用することができます。
+6. `問題の動作`をクリックし,上述したように希望する問題の動作を選択してください。
+7. レビューオプションでは小テスト中または終了後に学生に閲覧を許可する項目を選択することができます。これには彼らの答えが正しいかどうか,評点およびフィードバックなどのオプションを含みます。練習問題とコースワーク小テストの両方で`正解`をオフにし,練習問題では`一般的なフィードバック`をオンにし,コースワーク小テストではオフにすることをお勧めします。
+8. `保存`をクリックして終了し,コースに戻ります。 
+
+`編集`および`表示する`をクリックすることで,学生に小テスト/トピックを表示するかどうか切り替えることができます。
+
+注意: Moodleの問題集では自動的に小テストのカテゴリを作成します。小テストで使用されるすべての問題をこのカテゴリに分類することが良い場合もありますが,あなたが以前に小テストに移動した場合のみ,カテゴリが表示されることに注意してください。
+
+
+### 問題を追加する
+
+1. クイズをクリックし,クイズを編集します。
+
+2. `追加`をクリックし,`問題バンクから`をクリックして,カテゴリを選択し,作成したスタック問題を1つまたは複数選択します。
+3. `選択した問題を小テストに追加する`をクリックし,`保存`をクリックしてメインモジュールページに戻ります。
+
+小テストをプレビューするには,小テストをクリックし,`今すぐ小テストをプレビュー`をクリックしてください。
+
+### 追加時間
+
+追加時間が必要な学生がいる場合,その学生を含むグループを設定する必要があります。以下は25%の追加時間が必要な学生のグループの例です。
+
+1. `コース管理`で`ユーザ`,`グループ`,`グループの作成`の順にクリックします。
+2. グループ名を「25%追加グループ」などとしてください。グループの説明欄に,誰のためのグループなのか詳細を記入することができます。`変更を保存`をクリックします。
+3. `ユーザーを追加/削除`し,このグループの特定の生徒のIDをクリックし,追加をクリックしてグループに入れます。このグループに入れる必要のある学生全員に対してこの操作繰り返します。
+4. 戻って`Moodle小テスト`をクリックしてください。小テスト管理で`グループオーバーライド`をクリックし,`グループオーバーライドを追加する`をクリックして,関連するグループを選択し,そのグループの小テストに適切な制限時間を設定し,保存をクリックしてください。
+
+### 結果を見る
+
+特定の小テストの結果を見るには,小テストを表示し,`小テスト管理`で`結果`,`評点`をクリックしてください。これですべての受験,総合評点および各問題の評点を見ることができます。結果をエクセルでダウンロードすることもできます。
+
+# 次のステップ
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+これでMoodleで小テストを操作できるようになりました。
+
+以上で問題作成クイック・スタート・ガイドを終了します。STACKドキュメントは包括的で,参照できることがたくさんあります。例えば,以下の例が挙げられます。
+
+- [より多くの入力タイプについて学ぶ](../../en/Authoring/Inputs.md),
+- [より多くの解答テストについて学ぶ](../../en/Authoring/Answer_Tests/index.md),
+- [CASTextフィールド](../../en/Authoring/CASText.md)に[プロット](../../en/Plots/Plots.md)  を追加する
+- [複数言語のサポートを追加する](../../en/Authoring/Languages.md),
+- [等価推論の使用について学ぶ](../../en/Authoring/Equivalence_reasoning.md),
+- [曲線スケッチについて読む](../../en/Topics/Curve_sketching.md).
+- Maxima の構文や関数名にあまり詳しくない場合は,Maxima のドキュメントを参照してください。[wxMaxima](http://andrejv.github.com/wxmaxima/) のようなグラフィカルな Maxima インターフェースも,適切な Maxima コマンドを簡単に見つけるのに非常に役立ちます。
\ No newline at end of file
diff --git a/doc/ja/AbInitio/index.md b/doc/ja/AbInitio/index.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..17c10545b43909414cf07e7b03eab4af25d33ac8
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/AbInitio/index.md
@@ -0,0 +1,16 @@
+# 問題作成クイック・スタート
+
+STACKを初めて利用する際は、[問題作成クイックスタートガイド](Authoring_quick_start_1.md)から始めることをお勧めします。これらのガイドは問題作成の最も重要なトピックをカバーし、各項目についての解説動画を含みます。
+
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 1](Authoring_quick_start_1.md): 基本的な問題
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 2](Authoring_quick_start_2.md): 問題変数
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 3](Authoring_quick_start_3.md): フィードバックを改善する
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 4](Authoring_quick_start_4.md): ランダム化
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 5](Authoring_quick_start_5.md): 問題のテスト
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 6](Authoring_quick_start_6.md): 複数解答欄問題
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 7](Authoring_quick_start_7.md): 数式簡略の無効化
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド 8](Authoring_quick_start_8.md): 問題のインポートと小テスト
+
+## 関連記事
+
+* [問題作成](../../en/Authoring/index.md)
diff --git a/doc/ja/index.md b/doc/ja/index.md
new file mode 100644
index 0000000000000000000000000000000000000000..41f67c98fd61e7fbdd972e1ce1bc356238187f0c
--- /dev/null
+++ b/doc/ja/index.md
@@ -0,0 +1,45 @@
+# STACK
+
+STACKは,数学,科学,および関連分野のための,世界をリードするオープンソース(GPL)の数式自動採点システムで,以下の特徴があります.
+
+* 学生は数式を入力し,多肢選択式に制限されることはありません.
+* 形成的評価に重点を置いた,__確認__ と __評価__ の分離.
+* ランダムな問題生成.
+* 行単位での評価を含む,多様な入力タイプ.
+* マルチパート問題のサポート.
+* SI単位と有効数字のサポート.
+
+これはSTACKの公式ユーザードキュメントです.
+
+* STACKのメインのコミュニティサイト: [https://stack-assessment.org/](https://stack-assessment.org/)
+* ドキュメントサーバ(エディンバラ大学): [https://stack-demo.maths.ed.ac.uk/demo/](https://stack-demo.maths.ed.ac.uk/demo/)
+* コミュニティの議論: [https://stack-assessment.zulipchat.com/](https://stack-assessment.zulipchat.com/)
+
+#### [**問題作成**](../en/Authoring/index.md)
+
+問題作成のドキュメントには以下のものが含まれています:
+
+* [問題作成クイック・スタート・ガイド](AbInitio/index.md):"STACKこと始め" [ガイド](../content/2019-STACK-Guide.pdf)と一緒に利用できます.
+* 様々な[問題作成トピック](../en/Authoring/index.md)に関する情報:[評価関数](../en/Authoring/Answer_Tests/index.md), [入力](../en/Authoring/Inputs.md), [ポテンシャル・レスポンス・ツリー](../en/Authoring/Potential_response_trees.md),[翻訳](../en/Authoring/Languages.md).
+* [FAQ](../en/Authoring/Author_FAQ.md).
+* [数式処理システムMaxima](../en/CAS/index.md)に関する情報:[ランダム化](../en/CAS/Random.md), [グラフ作成](../en/Plots/index.md), [数式簡略化](../en/CAS/Simplification.md).
+
+#### [**学生向け情報**](../en/Students/index.md)
+
+STACKを利用する学生向け情報:
+
+* [数式入力](../en/Students/Answer_input.md).
+* [解答の評価](../en/Students/Answer_assessment.md).
+* [FAQ](../en/Students/FAQ.md).
+
+#### [**インストール**](../en/Installation/index.md)
+
+* [インストール方法](../en/Installation/index.md).
+
+#### **[開発者向け情報](../en/Developer/index.md)**
+
+開発者向けのトピック:
+
+* [開発の歴史](../en/Developer/Development_history.md).
+* [STACKの翻訳](../en/Developer/Language_packs.md).
+* [入力タイプの開発](../en/Developer/Creating_an_input_type.md).